ヴっふぉびろんびろんっざずぅいー
ほんげでーす。
アタクシが小型軽量プログラムに出会う前、メインに取り扱っていたのが要期限管理商品っす。
主に扱っていたのはレトルト食品やお菓子、調味料や缶詰などなど。
基本は電脳仕入れでやっていましたが、その辺のイオンとかでも仕入れができちゃいますよ。

って話、2015年時点でも書いていましたわ
要期限管理商品。というか食品って日常的に消費されるモノなので、
メチャクチャなハイスピードで売れます
特に、人気商品だとセラーセントラルのバグを疑うレベルで在庫が溶けていきます。



高回転で資金をブンブンできるツヨツヨなジャンルです
そんなこんなで。
今回は要期限管理商品をテーマにゴチャゴチャと書いていきます。
要期限管理商品って何?
サクッと説明するなら「消費期限の決まっている商品」のことで、基本的には「食品」をイメージしてもらえばOKです。
例外として。シャンプーなどのドラッグストア系の商品に消費期限が印字されていたり、逆に米や塩など消費期限の印字がないけど、実際は要期限管理商品だったり。まぁ、いろいろあります。



海外の食品とかだと、賞味期限の表記が独特だったりもしますね
要期限管理商品の納品ルールについて
「要期限管理商品」を納品する場合、納品プラン内の商品は全て要期限管理商品で統一する必要があります。要期限管理商品とそれ以外の商品も同梱不可でございます。



つまり、ある程度の商品数を揃えないと納品ダンボールがスカスカになっちまいます
商品に関するルールもザッと並べてみますね。
・常温保管OKな商品であること
「○○度以下で保存」「要冷蔵」「要冷凍」など、保管温度に指定のある商品はNG
「冷暗所で保管」「高温多湿を避けて保存」「直射日光を避けて保存」など、温度の指定がなければOK
・FC倉庫到着時点で60日以上の消費期限が残っていること
「消費期限が製造日より90日以下」の商品は、個別に申請することで「30日」の猶予期間がもらえる特例アリ
・消費期限が「年⇛月⇛日」 or 「年⇛日」の順で明記されていること
納品ラベルで消費期限の印字を隠してしまわないよう注意



納品ラベルで消費期限を隠してしまうのは、食品せどりあるあるの上位に来る代表的なミスですね
要期限管理商品の消費期限について
あと、実際に要期限管理商品を販売するとなると、重要になるのが「消費期限の管理」でございます。
納品した在庫の消費期限が45日以下になった時点で「廃棄 or 返送」となるので、リサーチの際は
「消費期限-45日」で売り切れるかを逆算
して仕入れ判断をします。
ちなみに、Amazonが公開している要期限管理商品FBA実践マニュアル(P.2)には、消費期限が45日以下になったら問答無用で廃棄される旨の記載があります。


アタクシの記憶が確かなら「自動返送」の設定を有効にしていれば、在庫は返送されてきたので近年ルールが変わったのかと思い、テクサポに聞いてみました。
その回答がコチラ。


というワケで、自動返送の設定をしていれば「ちゃんと返送されてくる」ことが確認できました。



なので「ワンチャン返送されてもうれしいモノ」を扱うとチョットお得な気持ちになります
そんな感じで。
要期限管理商品に関して、ザックリと特徴的な要素を説明してみました。
要期限管理商品のメリットとデメリット
要期限管理商品のメリット
冒頭でも説明したとおり、まず「回転が良くバンバン売れる」ってことですね。消耗品なのでリピート販売にも向いています。
仕入れ単価も低い(100-800円程度)ので、少資金からでも始めやすいです。
あと、比較的商品が小さめなので、ダンボールに数量を詰め込めます。なので「1商品あたりの送料を薄める」ことができます。



「缶詰」や「保存食」などの消費期限が数年単位なモノを取り扱えば、期限を意識せずにポンポン倉庫へ送り込むことも可能です
トレンドを気にせず、長い期間同じ商品を売り続けられるのもメリットです。
アタクシの場合は、季節を問わずいつでも消費される商品を取り扱うようにしていましたので、たとえクリスマスであっても平常運転で売上は特に変わらず。淡々と地味な食品を売り続けていました。



醤油とか豆とかお茶とか、地味なラインナップが継続性高し
逆に、品薄の商品を買い占めてプレミア価格で販売するような手もあるでしょうけど、個人的には魅力を感じません。生産が復活した時点で大量の不良在庫を抱えることになりかねないので、割とリスキーでもありますよ。
要期限管理商品のメリットまとめ
・回転の良い商品を継続的に売れる
・リピート販売に向いている
・少資金からでも始めやすい(仕入単価:100-800円)
・商品が比較的小さいのでダンボールに詰め込める(送料薄まる)
・トレンドに左右されず安定した売上が確保できる
要期限管理商品のデメリット
デメリットの真っ先に来るのが「販売不可在庫」の存在です。
消費期限が45日以下になった在庫は販売できなくなるので、在庫管理が割とシビアになりがちです。



在庫切れによる販売機会損失は避けたい、でも在庫を入れ過ぎると今度は販売不可在庫のリスクが高まる
アタクシの場合は「最悪損しなきゃOK」くらいの感じで割と雑にやっていましたね、高回転の商品だと販売機会損失の方がマイナス大きいので、在庫は「ちょっとダブつく」程度に入れておくと「ええ感じ」に売り上がります。
あと、地味にメンドウなのが同じ商品を複数個納品する際は、消費期限を全て同じにする必要があるってやつです。店舗仕入れであれば、お会計の前に消費期限を目視できるのですが、電脳の場合は確認不可のため同じ商品を複数注文しても、消費期限がバラバラで届く場合があります。



最悪、残り消費期限が60日未満で届く場合も・・
なので、電脳仕入れの場合は決済画面の備考欄とかに「同じ消費期限のモノでなるべく揃えて欲しい」旨を書き込んだり。あとは、ダース単位で注文して同一の消費期限で届くことを期待したり。



その商品の「1ダース」が何個なのかもリサーチしたり・・
まぁ結局、いろいろと努力してみるも消費期限がバラバラな同一商品って、結局は手元に来てしまうワケで。その場合は消費期限の短いものから納品プランに追加して、残りは別プランで作成。みたいな作業も発生しがちです。
という感じで、とにかく終始。
消費期限に振り回されまくる
ことになります。
まぁ、結局は縦積みのリピート販売なワケで、納品作業は週に何度も必要ないんですけどね。
要期限管理商品のデメリットまとめ
・消費期限が45日以下で販売不可在庫になる
・同一商品を複数納品する際は消費期限を同じにする必要がある
とにかく
消費期限に振り回されまくる
要期限管理商品・経験者は語る
そんなこんなで。要期限管理商品の概要とメリット・デメリットを個人的に解説してみたワケですが、やってみたくなりましたでしょうか。
個人的に「やっていた当時は、コレがイチバン楽ちん」と思っていたのですが、いま振り返ってみると「結構メンドクサイこともがんばっていたな・・」と感慨深いものがあるのでございます。
というのも、アタクシは現在。
要期限管理商品のメリットそのままに、デメリット全てを打ち消した神プログラム
小型軽量プログラム
をメインにやっているからです。
要期限管理商品と比べて、大体の商品は小さくて軽いし。回転が良くリピート販売にも向いているし。
何より
消費期限を気にする必要ナシ!
というのが大きいですね。
もちろん、小型軽量プログラムで要期限管理商品を扱ってみるのもオモシロそうですし、多分向いています。
そんな感じで。
最後は小型軽量プログラムの話になっちまいましたが、要期限管理商品についてザックリご理解いただけましたでしょうか。
そんじゃわ~~~